スマホで作るAIグラビア 背景のプロンプト
こんにちは、より良いAIグラビアの生成を追求する管理人の ”グライ” です。本記事は SeaArt.AI で検証を行なっていますが、他の画像生成AIでも応用は可能なのでぜひ参考にしてください。
今回はAIグラビアのイメージを大きく左右する「背景」に関するプロンプトについて検証します。グラビア画像はどのような背景にするかで印象が大きく変わります。場所、風景、天候などを指示するプロンプトを紹介します。
風景のプロンプト
グラビア写真の風景(屋外)を指示するプロンプトです。景色を意味するワードは「landscape」「view」「scenery」などがありますがSeaArt.AIではどれを選んでも大差はありませんでした。
砂浜の景色で比較
砂浜(sandy beach)の景色で「landscape」「view」「scenery」を比べてみました。
▼ sandy beach andscape
▼ sandy beach view
▼ sandy beach scenery
「landscape」「view」「scenery」の違いはほぼないと考えて良いと思います。
さまざまな風景のプロンプト
グラビアには欠かせないさまざまな風景のプロンプトです。
forest landscape | 森林の風景 |
country landscape | 田舎の風景 |
suburb landscape | 郊外の風景 |
large city landscape | 大都市の風景 |
ocean landscape | 海の風景 |
river landscape | 川の風景 |
sandy beach landscape | 砂浜の風景 |
rocky beach landscape | 岩場の風景 |
天候のプロンプト
代表的な天候のプロンプトです。
sunny weather | 晴れた天気 |
fine weather | 良い天気 |
cloudy weather | 曇りの天気 |
rainy weather | 雨の天気 |
snowy weather | 雪の天気 |
天候のプロンプトにプラスアルファすることでより細かい設定ができるプロンプトです。
sunlight | 日光(晴れと併用) |
dark clouds | 暗い雲(曇りと併用) |
raindrop | 雨粒(雨天と併用) |
snowfoll | 降雪(雪と併用) |
プラスアルファのプロンプトがない時とある時の生成画像を比べてみました。
<SeaArt.AI 条件> モデル:kisaragi_mix、モード:デフォルト、画像モード:超HD
▼ cloudy weather のみ
▼ cloudy weather + dark clouds
cloudy weather のみの場合は雲は多いものの天気自体は悪くないイメージです。一方、cloudy weather + dark cloudsは雨が降りそうな黒い雲も出ているため天気が悪くなりそうな画像となりました。
画像生成AIは1つだけのプロンプトでもイメージ通りになる場合もありますが、よりイメージに近づけたい場合は強調を使ったり、2個以上のプロンプトを組み合わせる方法が有効です。
今回はAIグラビアの背景を指定するプロンプトについて検証しました。次回は、写真の効果を指示するプロンプトを紹介します。それではまた!