スマホで作るAIグラビア 構図のプロンプト
こんにちは、より良いAIグラビアの生成を追求する管理人の ”グライ” です。本記事は SeaArt.AI で検証を行なっていますが、他の画像生成AIでも応用は可能なのでぜひ参考にしてください。
今回はAIグラビアを作る上で欠かせない「構図」に関するプロンプトについて検証します。グラビア画像はどのような構図にするかで印象が大きく変わります。被写体にカメラを向ける位置・角度・被写体の大きさなどについてプロンプトと生成画像の関係を見ていきましょう。
被写体の向き・角度を変える
グラビア写真の被写体をどの向き・角度から撮影するかを指示するプロンプトです。
front view | 正面向き |
from the front | 正面から |
straight at the camera | カメラに向かって真っ直ぐ |
side view | 側面向き |
from the side | 側面から |
back view | 後ろ向き |
from the back | 後ろから |
high angle | 高いアングル |
angle from above | 上からのアングル |
low angle | 低いアングル |
angle from below | 下からのアングル |
long shot | 距離の遠い写真(full bodyとセット推奨) |
正面から撮影
正面から撮影したい場合の3つのプロンプトを比較します。いずれかのプロンプトで思い通りの画像が生成できないときは別のプロンプトを試してみてください。
<SeaArt.AI 条件> モデル:kisaragi_mix、モード:デフォルト、画像モード:超HD
▼ front view
▼ from the front
▼ straight at the camera
側面から撮影
側面から撮影したい場合のプロンプトを2つ紹介します。
<SeaArt.AI 条件> モデル:kisaragi_mix、モード:デフォルト、画像モード:超HD
▼ side view
▼ from the side
背面から撮影
背面から撮影したい場合のプロンプトを2つ紹介します。被写体がこちらに振り向いてくれる場合が多いです。
<SeaArt.AI 条件> モデル:kisaragi_mix、モード:デフォルト、画像モード:超HD
▼ back view
▼ from the back
カメラの上下の角度
見下ろすように撮影したい、見上げるように撮影したい時にカメラの上下の角度を指示するプロンプトを4つ比較します。
<SeaArt.AI 条件> モデル:kisaragi_mix、モード:デフォルト、画像モード:超HD
▼ high angle
▼ angle from above
▼ low angle
▼ angle from below
被写体の距離
被写体を少し遠くから撮影したいときに使うプロンプトです。「full body(全身)」とセットで使うとうまくいく場合が多いです。
<SeaArt.AI 条件> モデル:kisaragi_mix、モード:デフォルト、画像モード:超HD
▼ long shot + full body
以前の記事で書きましたが、全身を写す場合は顔が小さくなり、その結果として顔が崩れやすくなります。上図のように振り返った横顔だけにしたり、画像を大きくするなどの改善策をお試しください。
今回はAIグラビアの構図について検証しました。次回は、背景や周囲の環境を指示するプロンプトについて検証します。それではまた!